旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と日本のキリスト教会についての意見書【6】のつづきです。
■救急病院の医師も拉致・監禁
小出浩久さんは、
東京都内の救急病院で勤務する内科医である。

埼玉の実家に帰省中、
突然、親族20人に拉致されワゴン車に押し込められた。
「まさか医師を拉致監禁するとは…」。
都内の監禁マンションに現れたのは、
「脱会屋」の異名を持つ「宮村峻(たかし)」と、
活動家らと、元信者達だった。

(脱会屋 宮村峻氏)
突然の拉致監禁に怒り心頭となり、
激しい怒りと、
担当患者への心配が募り、
宮村に言った。
「基本的人権を無視した宗教迫害はやめて頂きたい!」
集まっていた親戚家族一同はそれを聞いて動揺した。
「医者の浩久くんを閉じ込めて良いのか?」
しかし新たに現れた、
全国弁護士会の平田広志弁護士が
「こういう状況が違法であるとは認められない」
と、家族に言った。

(脱会屋・弁護士 平田広志)
南京錠で囲われたマンションに監禁されているのに、
これが違法じゃないだと?
弁護士もグルなのか!
小出氏は愕然とした。
監禁中、
脱会屋からの日々の圧力で父親は発狂寸前になった。
小出氏は父親を心配して、
脱会偽装することを決意する。
鎖で囲われた部屋からTBSの「報道特集」や
「週刊誌」に「元信者」として出演する日々が続いた。
そして小出氏の意思とは別に、
新たに現れた、別の弁護士たちによって、
統一教会に対し、
献金を取り戻す調停が進められた。
また牧師と共に、
新たに拉致監禁された、
統一教会信者の脱会強要にも加担させられた。
2年にも及ぶ監禁生活を送るある日、
小出氏は脱出に成功した。
小出氏の拉致監禁生活は、
1994年から1996年に及んだ。
卑劣な拉致監禁犯罪を訴えるため小出氏は
「人さらいからの脱出」(光言社)という本を出版した。
⇒旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と日本のキリスト教会についての意見書【8】
※この記事は、つきしろキリスト教会 blogの
『旧・統一教会(世界平和家庭連合)と日本のキリスト教会についての意見書』
より、転載したものです。
(行間等修正しています。画像1点削除しています。)
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