沖縄の海



旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と日本のキリスト教会についての意見書【9】のつづきです。



神は私たちを愛している。
イエスを信じるなら、
罪が許されて永遠の命を頂く。

そう語られたとしても、
それを聞いた人は、
ある人は
「そうですか。結構です。要りません」といい、
ある人は
「それが本当ならありがたい。私もそれを信じたい」
と、なるのだ。

つまりキリスト教信仰というものは、
人々に信仰を勧めて「招き」という働きをするキリスト教会と、
招かれる世の人々、
という構造になるわけだ。



キリスト教会には、
全世界に良き訪れを伝える「使命」があり、
それは教会にとっては、
返さなければならない「負債」でもある。

そしてそれは、
千年王国においても「同じ」だ。

千年王国の終わりに、
サタンが地の奥底から解き放たれて、
世の人々を惑わすのは、
何故か?

千年王国の間に生まれてきた、
新しい人々も、
自分で、
選ばなければならない、からだ。

(神に従うのか? 悪魔に従うのか? 自分で決める。これが聖書)



ということは、
人々に選ばせるのではなく、
拉致して、
監禁して、
「自由になりたければ、キリストを信じなさい」というような
強要や迫害によって改宗を迫る、
という行為は、
聖書的にも、
神学的にも、
神の御心の、
全く逆の立場に、
自分自身を置くことになるのだ。

この話は、
中世のヨーロッパやアメリカの話しではない、
今の日本で、
私たちの祖国日本で、
一部のキリスト教会の牧師たちが、
実際に行っている、
犯罪なのだ。

そして、
他の多くのキリスト教会は、
それを見て見ぬふりをしてきた。

とするならば、
これは、
日本にある、
全てのキリスト教会の罪でもあるのではないか?

統一教会はカルト宗教なのだから、
信者に対して我々は何をしてもゆるされるのだ。
我々が彼らを救い出すのだ。
その「緊急保護」の一環として、
「拉致監禁」を行っているのだ。

しかし、
棄教しても信用できない。
踏み絵として、
旧統一教会に「損害賠償請求」を行わせるのだ。
弁護士を用意せよ。
訴訟を手伝わせよ。
協力しなければ「監禁を解かない」と脅せ。
こうして教団から勝ち取った、
多額の賠償金。
そして家族から得た多額の成功報酬。

それに味を占めた多くの弁護士や活動家らは、
信者の家族を探し出して、
脱会(拉致監禁)の話を、
キリスト教会の牧師や家族らに
持ち掛け続けた。

こうして、
この非道な
「拉致監禁」は、
50年以上も野放しにされたのだ。



これが「拉致監禁ビジネス」という日本国内で行われ続けた、
恐ろしい人権侵害犯罪だ。


(近年、国会でも取り上げられるようになった統一信者に対する拉致監禁問題)


(拉致監禁し棄教を強要。近代国家ではありえないことが今の日本には現実にある)

つづく



※この記事は、つきしろキリスト教会 blog
旧・統一教会(世界平和家庭連合)と日本のキリスト教会についての意見書
より、転載したものです。
(行間等修正しています。)

By Tadahiro.K

洋楽・ONE OK ROCK・坂本龍馬・hondaが好き。 ハイレゾ音源のAmazon Musicをお気に入りのオーディオで聴きながら、 いろんなことを書いています。

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