女の子



これは、娘が小学生の時の話。




娘が小皿を割った。

私は温厚だから、もちろん怒ることはしない。

「ほら、掃除機を持ってきて」

そう言っただけである。

かけらを拾ったり、絨毯の汚れを拭いたりして、手伝いもした。

娘は掃除機をがんがんかけた。

ただ、気になることが一つあったので、言った。

「ごめんなさいは?」

すると、娘は真顔で言った。























「だってお母さんが、おらんやん」


どうやら、娘の謝る対象に父親は入っていなかったようである(笑)。




By M-BOX

洋楽・ONE OK ROCK・坂本龍馬・hondaが好きな、おじさんです。 ハイレゾ音源のAmazon Musicをお気に入りのオーディオで聴きながら、 いろんなことを書いています。

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