〔これは、2006年10月頃の話〕
みたらし団子が4本あった。
あんこの団子も4本あった。
計8本となる。
しかし、翌日になると、たった2本に減っていた。
さあ、怒った息子の捜査がそこから始まる。
まず、息子は言った。
「僕は1本も食べとらんとよー」
娘も言った。
「私もよー」
「お父さんは何本食べた~?」
私は答えた。
「あんこを1本だけ」
残るは妻だけである。
息子の追及に、妻は自供を始めた。
「ん~?1、2、3、・・・・・アハハハハハ、お母さんが5本も食べとる~」
妻は泣いていた。
もちろん、笑いすぎての涙であったけどね。