これは、2009年ぐらいの話かな?
その日曜日、妻は仕事に行っていた。
だから、食事に関するメモが残されていた。
娘に対するメモで、サラダとカレーを作ってください、という内容のものだった。
そして、夕方。
メモに書いてある通り、娘はサラダを作り始めた。
(えらい、えらい)と見ていたが、サラダを作り終えたらサッサと自分の部屋へ戻ってしまった。
カレーは後で作るんだろうと思っていたが、19時近くになっても作る気配が無い。
(まだ、お腹が空いていないのかな?何時から作り始める気だろう?)
すると、娘が部屋から出てきた。
そして、開口一番こう言うではないか。
「おなかすいた~」
なんと、娘にはカレーを作る気が全く無かったのである。
メモが自分宛であろうと関係ない。
「私はサラダをつくったもん」 という始末。
こうして、私はカレーを作り始めた。
とはいっても、仕込みは妻がやってくれていたから、温め直してカレールーを入れるだけだったのだけれど。
しかし、「カレーはお父さんが作って」と直接言わず、婉曲に「おなかすいた」というあたり、妻の影響大である。
変なことばかり、真似るものだなあ。