「お父さ~ん、かくがわ書店の10代で読んでおきたい本ってのがあるけん、買ってきてよ」
マンガばっかり読んでないで文庫本とかも読めよ、と言ったときの息子の返事である。
「カクガワ?」
そこで、妻がはじけるように笑いだした。
「それは、カドカワって読むったい」
そう、息子は角川書店のことを、カクガワショテンと読んだのである。
まあ、これは固有名詞だから、知らなかったということで仕方ないとしよう。
でも、これだけではないのである。
この前なんか、
「お父さ~ん、面と向かってパソコンやってよ」
だって。
横を向いてパソコンをやってたら、このセリフである。
あきらかに、変な日本語である。
数え上げたら、キリがない。
その都度、指摘しているが直らねえ。
ちなみに、我が息子決してバカではない。
なんせ、この前は、学年2位の成績だったのだから。
うーん、薬になるのは読書かな?
※そんな息子も、今は国家公務員です。親の心配は、ほとんど杞憂に終わります。