父



ある日曜日、妻に仕事が入っていた。

帰りは夜の10時ぐらいになると思われる。

しかし、息子も娘も晩御飯のことは何も聞いていないという。



おかしい。



いつもだったら、子供たちに伝えておくか、メモ書きを残しておくのだが・・・・。

おなかがペコペコだった私は、台所をのぞいてみた。

すると、あるじゃない。

ガスレンジの上に、丼の具と思われるものと、お吸い物が

これだけあれば十分だ。

ご飯も炊いてあったし。



妻は朝バタバタして、メモを書く余裕が無かったのだろう。

まだ18時ぐらいだったが、私はさっさと食べることにした。

うん、おいしい。

バクバク食べ始めた。



そのときである。

電話が鳴った。

妻からだった。

何だろうと思って聞いてみると・・・・・、























「晩ごはんやけど、 仕込みはしてあるけん。 あとは卵をといて鍋の中にかけて1分ぐらい煮込んで。 あと味噌汁の準備もしてるけん、味噌を入れて完成させて」





こうして私は知ることになったのである。

卵無しの親子丼と味噌無しの味噌汁を食べていたことを。。。。


By Tadahiro.K

洋楽・ONE OK ROCK・坂本龍馬・hondaが好き。 ハイレゾ音源のAmazon Musicをお気に入りのオーディオで聴きながら、 いろんなことを書いています。

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