私は顔を拭いていた。

つんつるてんのバスタオルで、濡れた顔を拭いていた。

「このバスタオルも、相当くたびれてるなあ」

などとつぶやきながら、拭いていた。



我が家のバスタオルは、古いのが多いからね、

別になんの疑問も抱かなかった。

すると、そこに妻が現れた。

そして、私を見て言った。




































「な~に、雑巾で顔を拭いてるとよ」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



私が使っていたバスタオルは、現役を引退し、雑巾として使われていたヤツだったのだ。

しかし、私はひとこと言いたかった。

タオルと雑巾を、同じ物干し竿に干してくれるなと。





By M-BOX

洋楽・ONE OK ROCK・坂本龍馬・hondaが好きな、おじさんです。 ハイレゾ音源のAmazon Musicをお気に入りのオーディオで聴きながら、 いろんなことを書いています。