店の商品を大きな声で「○○○」と言う妻のつづきです。
なかなか選べずにいると、お茶と試食のお菓子を店員さんが出してくれた。
えん餅という、小倉・白・抹茶の3種類のあんこがある餅だった。
「ありがとうございます」
と、即、口に放り込んだのは私。
普段の行動はのろまなくせに、こういうのだけは早いのでした(笑)。
そして、遅れて妻も取ろうとした。
すると、
「あーーー、黒いの食べたでしょう!!」
また、また、でっかい声で変なことを言いやがった。
店員さんは、黒あんと白あんの2種類を出してくれていたのでした。
当然のごとく、店員さんに聞こえているわけで、
「すみません、同じものをお出しすればよかったですね」
と、笑いながら謝ってた。
いやはや恥ずかしいのを通り越して、大笑いだったヨ。
ということで、この話はこれでおしまい。
あ、そうそう、結局、お土産に買ったのは『夢手箱 化粧箱』というものに。
700円という安さ(当時)。
えっ、お土産にしては安すぎる? いいんです。
どうせ母も祖母もお菓子はろくに食べないんだから。
かといって、手ぶらで帰ると文句を言うから、この程度のを買っていく。
日持ちもするしね。