イベント・催し物とかあると、清涼飲料水が販売されているのをご存知だろうか。
でっかい入れ物に水と氷が入っており、その中に缶コーヒーやら、ペットボトルのジュースを入れて冷やして売っているヤツである。
今回のイベントでも、そういった形で100円という嬉しい価格で販売されていた。
で、普通、「この缶コーヒーをください」とか指差しして、買い求めるものだが、妻は違ったのである。
欲しいコーヒーが決まるや否や、
いきなり、
手を、
ズボッと、
氷り水の中に入れ、
おもむろに、
缶コーヒーをつかみ、
ザバーーッと、
持ち上げて、
「これ下さい。。。。」
と言ったのだった・・・・・・・・・・。
そして、
更に、
その缶コーヒーは、
もちろん、
濡れているわけだから、
拭かないと、思った妻は、
「そのタオル貸してください」
と、販売員の人が手に持っていたタオルを指差して言った(笑)。
さすがに、販売員の人は
「あっ、私がやりますよ」
と言い、必死で笑いをかみ殺しながら、缶コーヒーを拭いて代金を受け取っていた。
その一部始終を、私は左斜め35度10メートル後方から、目撃したのだった。
一緒にいなくてラッキー♪
ひたすら他人の振りである。
そして、その後、私は別の人が買っているところを妻に見せ、
「ああやって、買うんだよ」
と懇切丁寧に、教えてあげたのであった。